7兆分の1、これ何の確率か知ってますか? 〜ブルゾンちえみもビックリ!〜
人間は、23対の染色体を持つ哺乳類です。
哺乳類の場合、オスもメスも減数分裂によって、それぞれ精子、卵子を作ります。
23対で46本ある染色体(遺伝子)のうち、それぞれ「A or B」のどちらかが、選ばれます。
つまり、一人の男性から出来る精子の種類は、2の23乗通りの組み合わせがあるということです。
さっき計算しました。約840万通りの組み合わせになります。
(案外少なくて、驚きました。)
そして、一人の女性から出来る卵子の遺伝子組み合わせも、840万通りというわけです。
つまり、一組の男女から生まれる子供の遺伝子組み合わせの合計は、2の46通り、
約7兆通りの組み合わせが存在しているということです。
いやいや、すごい確率ですよね。「わたし」って存在は!!
ブルゾンちえみもビックリ! 35億どころではない、偶然!
今、こうしてブログを書いている私も、7兆分の1の確率で生まれてきた存在だということです。同じ両親から、7兆人子供が生まれたとして、初めて同じ遺伝子の子供が生まれるということです!!
もう、人間の多様性について語る必要は無くなりましたね。
「多様性を認める」 って言葉の意味も、変わってくるはずです。
貴方が認めようが、認めまいが、多様なんです。そもそも。世の中に存在する動植物は、すべて!
動物園にいる動物もそうです。
「キリンさん」っていう、キリンはいないんです。それぞれ、一匹ずつ違う遺伝子配列で、違う個性なんです。
植物も同じです。スーパーで手にする野菜、すべての個体が違う遺伝子配列で成り立っている、個性ある野菜なんです。
今朝貴方が食べたキュウリは、遺伝子的には唯一絶対のキュウリなんです。二度とお目にかかることのない。
これからは、すべての野菜にも名前をつけて、出会いと別れを感じてみてください。
そして、もうひとつ
「女性重役の比率を○○%以上にする!」
「事業所内に、保育施設を作る!」
という目標が、多様性社会と関係無いとは言いません。
我が国の場合、喫緊の課題だとも思います。けども、、、、
これって、恐ろしいほど枝葉の先っちょの話ですよね。
根本的に多様性社会を作りたければ、本質を見ないとあきませんわ。