フツーである必要は全くない
人事制度改革をメインに経営コンサルティングに従事してきた「トランスフォーム」は、
多様性を認め合う社会の実現を目指し、フツー概念の打破に挑戦し続けます。
お互いの違いを認め合うからこそ、アイデアも生まれ、有望な人材も生み出しやすくなります。
そんな企業風土を創出する弊社の人材育成法をご紹介します。
「フツー」はそんなにいいモノ?
世の中は、「フツー」に満ちあふれています。
私たちを縛る「フツー」という概念
「みんなと同じでないと不安」。「人と同じが善」。
そんな発想で、“フツー”の状態に満足していませんか?
人と同じ状態に満足すると、そこに安住してしまい、思考や行動することを忘れます。
それだけでなく、「フツー」からはぐれた考え方や生き方、行動を異質なモノとみなし、排除する動きをとります。
そのような排他性が、イジメや自殺を生み出す元凶にもなります。
また、そのような狭く硬直化した思考が、横並びで刺激も少ない商品やサービスを乱造しているとも言えるでしょう。
私たちは、そんな「フツー」にNOを突きつけます。
多様性を認めること
フツーから脱却するには、まず「人はそれぞれ違うものだ」ということを認める必要があります。
多様性を認めることから個性が生まれる
人間というのは、一人ひとりが違って当たり前です。
性格や考え方、趣味志向は親兄弟でも当然、異なります。
弊社は、そんな「非・フツー」の価値観こそ、人間を成長させる原動力と考えます。
多くのアイデアは多くの個性から生まれる
一人ひとりが違う考えや生き方をするものだと認識することで、議論やコミュニケーションも活発となります。
フツーでないこと、他者と異なることを恐れないことで、新しい発想によるアイデアがどんどん生まれ、組織の新陳代謝も促進されるでしょう。
「異なる価値観が出会う場にこそ、イノベーションが生まれる」という研究結果があります。
自己を承認し、他者を承認する人材を育む。
そんな人事制度を確立した組織こそ、大いなる成長の可能性を秘めています。
だからこそ、弊社は多様性を重んじる価値観をもっとも重要視します。
多様性を身につけるための3つの輪
既成の概念を取り払い、人事評価システムに新風を呼び込むための、弊社が実践する3つのトレーニング。
「気づき」「知識」「スキル」。
これらを徹底的に磨くことで他者との違いを確認し、自分の良さを再発見していきます。
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- 「気づき」のトレーニング
- 偏⾒と先⼊観からの解放
- 価値観の対⽴、⽂化的対⽴などを繰り返してきた負の歴史を検証する
- 「違い」と「共通点」を明確に切り分け、それぞれを検討する
- 自由な議論の場で、これまでの人生で得たこと、分かったことなどを披露し、みんなでシェアする
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- 「知識」のトレーニング
- さまざまな具体的事象の客観的検証
- 文化、価値観、習慣、⼈間関係のパターン、思考パターン、コミュニケーションスタイルの違いと、共通点を知る
- 世間一般で常識とされる考えや知識に疑問を持ち、知的思考を養う
- 多様性社会のヴィジョンを模索し、あるべき理想社会の姿を共有する
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- 「スキル」のトレーニング
- 違う価値観、⽂化的背景を持つ⼈と互いに認め合うコミュニケーションスキルの養成
- 対⽴の解消及び問題解決術の習得
- 多様性社会に通用するリーダーシップの養成
- 組織内に変化をもたらすアイデア創出方法の会得