カルチャーエンジニアリング
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ブログ by Hidenori MOROI
今、20代〜40代前半の歯科医師は、勤務する歯科医院に対して、どのような希望を持っているのか?
調査したいとの願いから、アンケートを告知しました。
たくさんの方々にご協力頂き、貴重な資料が完成しました。
どうぞ、ご参照ください。
ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
ごky王りょく2017/10/27
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ブログ by Hidenori MOROI
小さい頃から、日本人は質問に怯えてきた。ビクビクしてきた。
「何回言うたら、わかるの!!!」こわい顔で、母親が問い詰める。
「あと、3回くらいかな。。。」こんな風に答えようものなら、
「アホか!! そんなん聞いてへん!」って怒られる。
「引っ掛け問題やったんやぁ。。。」と体が覚える。質問の内容はともかく、質問している人の顔色が大事なんや、と覚える。顔色を伺うことを覚える。
学校の先生が聞いてくる。「お前、オランダの首都知ってるか?」
アムステルダム、って答えたら良い生徒で、答えられへんかったらアホな生徒の烙印を押すための質問や。
考えてみたら、けったいな話や。
もし街角で、通行人に「郵便局はどこですか?」って尋ねられたと想像してみぃ。あなたが親切に、「あそこの角を左に曲がって、まっすぐ約50メートル進んでください。タバコ屋さんがあります。その角を右に曲がって20メートルほど進むと、左手に郵便局がありますよ」と答えたら、その通行人が「よっしゃ!正解! この街のこと、なかなかよ〜知ってるなぁ!」って言いよんねん。怒るやろ??
「忙しいのに、ええ加減にせぇ!」って怒鳴るやろ??
本来、質問というのは「知らない人」「情報を手に入れたい人」が「情報を知っている人」「知っていそうな人」に尋ねるものやねん。
質問する人、というのは謙虚な姿勢であるのが通常やねん。相手の口から出てくる言葉にリスペクトするものやねん。本来なら。
「お前、オランダの首都、どこか知ってるか?」って聞いてくる学校の先生に、試しに聞き返したってみぃ。
「先生、オランダの首都、知らんの?」って。
ほんだら、血相変えて言いよるわぁ。
「アホか! 知ってるに決まってるやろ!」って。ほんだら、また言うたんねん。
「先生、尋ねるって言うのは、知らん人が知ってるであろう人に聞くのが通常やねんでぇ。街中で道聞かれて、親切に教えた後に『正解!なかなかよぉ〜知ってるなぁ!賢いなぁ!』言われたら、頭にくるやろ?それと、一緒やでぇ。気つけやぁ。」
ためしてみたいものやなぁ。。。
私の尊敬する、エドガー・シャイン先生は、最初のオカンの質問
『何回言うたら、わかるんや!?』を ”対決的な質問”と名付けられた。
そして、学校の先生が日常的に投げかけてくる
『オランダの首都、どこか知ってるかぁ?』を”診断的な質問”と名付けられた。
どちらの質問も、相手に対するリスペクトの気持ちは少ない。
50:50の人間関係とはほど遠い。心の溝ができてしまう。
この国には、対決の質問と診断の質問が満ち溢れている。そんなんしてると、みんな顔色伺う能力高くなる。「忖度する」能力や。
いつも、「診断されている」「比較されている」と、周りと自分を比較することばかりに気をくばるようになる。
日常生活の中にある質問を変えるだけで、色んなことが変わる。
カルチャーエンジニアリングで伝えたいことの肝やねん。2017/09/07
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ブログ by Hidenori MOROI
人間は、23対の染色体を持つ哺乳類です。
哺乳類の場合、オスもメスも減数分裂によって、それぞれ精子、卵子を作ります。
23対で46本ある染色体(遺伝子)のうち、それぞれ「A or B」のどちらかが、選ばれます。
つまり、一人の男性から出来る精子の種類は、2の23乗通りの組み合わせがあるということです。
さっき計算しました。約840万通りの組み合わせになります。
(案外少なくて、驚きました。)
そして、一人の女性から出来る卵子の遺伝子組み合わせも、840万通りというわけです。
つまり、一組の男女から生まれる子供の遺伝子組み合わせの合計は、2の46通り、
約7兆通りの組み合わせが存在しているということです。
いやいや、すごい確率ですよね。「わたし」って存在は!!2017/08/04
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ブログ by Hidenori MOROI
とにかく変化が速い。21世紀に生きるということは、その変化の中で生きると言うことに他ならない。指数関数的に成長のスピードが速くなっているという。10年前から今日までかかって成し遂げた進歩の「幅」と、今日から10年後までに進歩する幅は大きく違うというのだ。
そのような目まぐるしいまでの進歩の中で、私たちは進歩に翻弄されているようにさえ感じる。本来は、人間の利便性や効率性のための進歩であったはずなのに何故か翻弄されている。
では、そのような人間が本来持つ体感覚で捕捉不可能なくらいに速い進歩に惑わされずに、また翻弄されることなくヒラリヒラリとしなやかに生き続けるための方策とは何だろうか?
それは、こちらも進歩することだ。私たちの地球が時速に換算すると1,600km/h で動いているにも関わらず(赤道上での時速)、その上に立っている私達からすると、静止しているように感じているのと同じように。月の上にいる人から見ると、私たちは地球の上に乗っかり、地球と同じスピードで動いている。つまり、私たちは1,600km/h のスピードで宇宙空間を走っているのだが、そんなスピードは感じない。地球と同じスピードで等速運動しているからだ。「慣性の法則」というやつだ。つまり、21世紀のその目まぐるしい進歩のスピードと同じスピードで私たちも変化すれば、速さに目を回すこともなく、速さを感じることもなくなるのだ。
しかしながら、別に難しいことはない。常にイノベーションを考え続けるとなると気が遠くなるような、絶望的な気持ちになるかもしれない。しかし、そんなことはない。簡単な法則を、組織の中に組み込めば良い。
その法則とは、、、。
それこそが、ダイバーシティ&エンパワーメントだ。
2017/08/03
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ブログ by Hiroshi TAKIZAWA
皆さんは戦略MG(マネジメントゲーム)をご存知でしょうか?
あのソフトバンクの孫正義社長が創業前からはまりにはまり、現在もソフトバンクグループの経営幹部などを集め定期的に開催され、孫社長の後継者育成や新入社員研修などでも取り入れられている経営シミュレーションゲームです。
戦略MGは参加者一人ひとりがゲーム形式で起業し会社を設立し経営活動の様々な意思決定を行っていくアクティブ・ラーニングスタイルで行われ、ゲームによって経営をシミュレーション(疑似体験)し、ゲーム参加者と経営成績を競いながら楽しんで生きた経営、生きた会計を学びます。
2017/07/27
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ブログ by Hidenori MOROI
「新しい発想」「ブレークスルー」私は大好きです。
0→1 こんな仕事もあるし
1→10 こんな仕事もある。
100→101 こんな仕事もあるし、
10000→10001 なんて仕事もある。
私は、明らかに0→1というタイプの仕事が大好きです。
2017/07/06
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ブログ by Hidenori MOROI
突然ですが、皆さん、英語話せますか?
では、英語は好きですか?
残念ながら日本人の英語力の低さは、折り紙付きですよね。
国際的な英語学力テストである TOEFL の結果を見ると、日本はアジアの中でも30カ国中27位と言う残念な結果が出ています。さらに言えば、スピーキングだけの結果を見ると、なんと日本は最下位なんですね。
とにかく喋れないんです、日本人は英語を。全くと言って良いほど。
なんででしょうか???
さあ、ここからは私の勝手な推測です。しかしながら、私なりの根拠、今までの経験、今までに得た知識などで、私なりの理論武装はされています。(笑)
まずは、母国語である日本語を習得した過程を思い出してみましょう。2017/07/05
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ブログ by Hidenori MOROI
仕組みだけでは、機能しませんね。 特に「ヒト」が関わる問題…
「内容なき思想は空虚であり、概念なき直感は盲目である。」(カント純粋理性批判より)
このことばを基にして、いろんな言葉が作られているのでしょう、
よく似た内容の格言に出会います。
「知識なき経験は暴力であり、経験なき知識は空虚である」
聞いたことがある方も、ない方もなんとなく理解できますよね。
私は、長い間、歯科医師として仕事をしてきましたから、非常に
共感できます。
きちんとした理論を学ばず、知識を頭に入れずに経験と直感で施術
する歯科医師に治療を受けたいとは思いません。それは、まさに
歯科医師法という法律で守られた「暴力」ですから。
さらには、たくさん時間とコストをかけて知識を習得し、理論に
強くなったとしても、それを実践することが無ければ、それはそれで、
おかしな話です。
さて、そうやって考えると「理論」と「実践」の両輪が大切なんだと
いうことがが見えてきます。
「仕組み作り」と「実践、実行」という風にも言えるでしょう。
さらに言えば、左脳的発想と右脳的発想のバランスとも言えるように
感じるのです。「実践・実行」の段階では、言語化しにくい、構造化
しにくい「暗黙知」と呼ばれる、ちょっとカオスな(chaotic)状態の
「知」が蓄積されていきます。
また、「感情」という「理性」とは随分違う何かによって、人の行動や
判断は決定されたりもします。2017/07/03
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ブログ by Hiroshi TAKIZAWA
変態[名](スル)
形や状態を変えること。昆虫類などの成長過程において形態を変えること。他。私はつい先日、約9年勤めた税理士法人を退職し、㈱トランスフォーム号に乗船し大海原に乗り出しました。
そういった意味では私自身がリアルタイムに変態中です。
前職では「数字から見える経営」のコンサルティングでしたが、今後は数字だけでは表し難い「人が創り出す経営」のコンサルティング。
重要な部分だと認識しているにも関わらず、大半の人が敬遠してしまいがちなこの「人」の部分に敢えてメスを入れていきます。
トランスフォーム独自のコンサルティング・ソリューション「カルチャーエンジニアリング」
ご期待ください!!
2017/07/01
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ブログ by Hidenori MOROI
残念なコミュニケーションを、劇的に改善するための処方箋 #1
コミュニケーションというのは、いつの時代にも難しい課題なのであります。
源氏物語の時代から、あまり変化していないのであります。
しかしながら、それなりにコツもあるのであります。
さらに言えば、コミュニケーションの達人と呼ばれるような人は、その時代に合った、ちょっとしたコツをちゃんとアップデートしているのです。
さて、今回は「どうも上手くプレゼンが出来ない」とお嘆きの貴方、「どうも、人に指示を出すのが苦手」という部下との関係性にお困りの貴方、「イマドキの若者の心を掴むのは大変だ。」と新入社員が宇宙人に見えてしまう貴方、さらには「何を言っても無駄だ! 辞めるヤツは、辞めさせてしまえば良い!」と教育、育成に行き詰まりを感じている貴方に必見の内容です。
2017/06/30